「佐賀市役所との意見交換会」




日本自閉症協会佐賀県支部では、平成15年から佐賀市との意見交換会を続けてきましたが、先日行われた第3回の概要について、以下のとおりにご報告いたします。


出席者 【佐賀市役所】
秘書課・長寿社会母子保健課・社会福祉課障害福祉係・教育委員会学校教育課
こども課

【日本自閉症協会佐賀県支部】
支部長 古賀義人 副支部長 古賀義孝 事務局長 江口寧子
NPO法人それいゆセンター長 服巻智子



【概要】


市役所関係各課の昨年からの取り組みについて報告してもらい、それについてこちらから意見を述べた。


母子保健係


昨年の「佐賀県自閉症対策連絡協議会」で検討された1歳半健診時「自閉症スクーリング検査」の導入について、服巻センター長の指導の下、県内で初めて実施した。(6月20日佐賀新聞記載)
6月実施分で受診者300名中、15名が要精密(約5%)となり、その後の母子相談会に15名中7名が参加した。

@この相談会は、それいゆが全面的に支援協力した。スクーリング感度が従来の9倍となり、特に高機能児の拾い上げに有効と思われた。今後全県下への広がりが期待される。



教育委員会学校教育課


特別支援教育モデル事業(モデル校:勧興小学校・高木瀬小学校)を実施した。今後は、特別支援教育の実施に向けて、その成果を全校に広げていく。

@モデル事業の検討委員会には、服巻センター長も委員として参加していたが、学校の報告内容と実際の成果にかなりのギャップがあったようであった。この種の事業では、サービスの受けて側の評価もぜひ加えていただきたくよう強く申し上げた。



社会福祉障害福祉係


夏休みに障害児の学童保育を、福祉施設『長光園』に委託して実施する。運営は、大学生のボランティアを中心に考え、そのための準備(ボランティア募集と事前研修を進めている。(6月30日佐賀新聞記載)

@学童保育の件は、前向きの取り組みであるが、学生ボランティアの質が問題。自閉症について、ボランティアがよく理解していないので混乱が予想される。
A以前から県支部が要求していた、それいゆが行っているプリ・スクール事業への補助金支給の件は、残念ながら補助対象とならないという回答があった。ただし、手帳所持者については、通所サービス、ショートステイ(レスパイト・ケア)やガイドヘルパー事業などが支援費制度の対象になるので、それいゆが指定事業者になってはどうかと進言された。高機能自閉症については、今のところ公的サービスの対象外である。



次回以降については、随時更新する予定です。